古文書を見に行ってみよう
実は身近なところでも!
町中に古文書を探(さが)してみよう。どこにあるかな?

実はとても身近にある古本を扱(あつか)う本屋さんで、古文書が見つかったこともあるんだ。

ボクも見つけてみたいなぁ~

発見できたら、うれしいよね!

すぐ近くの施設(しせつ)にも古文書が!
関宿城(せきやどじょう)博物館(はくぶつかん)。
ここは「河川(かせん)とそれにかかわる産業(さんぎょう)」をテーマにしている博物館なんだけど、ここにも古文書があったよ。

身近にある施設でも古文書を見ることができることもあるんだ。
千葉県野田市にある関宿城博物館のように地元の歴史(れきし)をフォーカスしていると、古文書が出てくることが多いんだ。

古文書は紙だけじゃない、っていうことは学んだよね。

そう、高札(こうさつ)も古文書だったね。
昔の街道(かいどう)沿(ぞ)いなどの街(まち)では、その高札場を復元している所もあるよ。
東海道の神奈川宿(かながわじゅく)や赤坂宿、土山宿、中山道(なかせんどう)の下ノ諏訪宿(しものすわじゅく)、日光街道の杉戸宿(すぎとじゅく)など、道に建(た)てられているのを見ることができるよ。

本といえば、図書館!
図書館に行ったことあるかな? ここにも古文書やそのヒントになる本がたくさんあるよ。

学校の図書室にはないちょっとむずかしい本も置いてある図書館。
キミの町の図書館はもちろんだけど、博物館や資料館(しりょうかん)の中にも図書館があったりするんだ。

図書館では、本の専門(せんもん)家がいて、探(さが)したい本のことを質問してみよう。
必(かならず)ず、相談(そうだん)にのってくれるよ。

本屋さんで奇跡(きせき)の発見!
古本屋やフリーマーケットに古文書が埋(う)もれていることも・・・

古本屋さんや古物商、フリーマーケットなどで、奇跡的(てき)に古文書が発見されたこともあるんだよ。

使い終わった紙の裏(うら)を内側(うちがわ)にして二つ折(お)りにし綴(と)じていた物を、日記やノートとして利用(りよう)していたんだ。
現代(げんだい)に残(のこ)っていたそれらの内側を見てみたら、実は貴重(きちょう)な古文書だったという事もあったんだよ。

もしかしたら、キミに近くにも古文書があるかもしれないよ。

このページのまとめ

このページで学んだことのポイントはこれだ!
整理しておくよ。

実際(じっさい)に古文書を見られるところが、
博物館(はくぶつかん)や資料館(しりょうかん)以外にも、身近にたくさんある。

○高札場(こうさつば)を街道沿いに復元している所がたくさんある。

○古本屋、古物商、フリーマーケットで古文書が見つかったこともある。

そうか!古い本を見つけても、ながめてるだけじゃダメなんだね。

大切な古文書、見逃(のが)さないようにしなくっちゃ!!

これまで気にもとめていなかったから、見逃(みのが)していたってことが結構(けっこう)ありそうだね。
遠くまで行かなくてもキミの住んでいる町で古文書と出会えそうだよ。

キーワードは、古いもの、本・・・かな?
「灯台(とうだい)もと暗(くら)し」っていうこともあるよ。