この文書を調べてみよう!
「関東御教書」
(正慶五年十二月一日)
【解説】
これは鎌倉幕府が出した御教書だよ。
「異賊合戦」の勲功(くんこう)について書かれた文書だよ。「追ってお計らい有るべき」と書いてあって、合戦に参加したご褒美(勲功)についてあとからお知らせしますよ、という内容なんだ。
●「異賊合戦」について調べよう。
異賊って何だろう?
●人について調べよう
差出人の陸奥守と相模守は誰だろう?
よく見ると花押の色が違う……?
相良六郎入道は誰だろう?
●この時代について調べよう。
「正應五年」は何年だろう?どんな時代だったのかな?
●本文について調べよう。
「追可有御計(おっておはからいあるべき)」という所から合戦のご褒美が遅れていることが分かるね。
どうしてそんなことになっているのかな?
「依仰執達如件(おおせによってしったつくだんのごとし)」というのは、○○様の仰せ(命令)の通りに、このようにいたします・・・という意味だよ。
これは誰の命令を受けているんだろう?