1.平清盛(たいらのきよもり)の本当の父親はだれ?
『平家物語』の中に、平清盛(たいらのきよもり)の母は白河上皇(しらかわじょうこう)が愛(あい)した祇園女御(ぎおんのにょうご)という女の人で、父は白河上皇と書かれているんだけど、これは作り話だと歴史家(れきしか)は考えてきたんだ。
ところが、滋賀(しが)県の胡宮(このみや)神社から、仏舎利相承系図(ぶっしゃりそうしょうけいず)という古文書が見つかって、そこには、「清盛の母は祇園女御の妹で、父は白河上皇である」と書かれていて、本当のことがわかったんだ。
母親については、作り話だったけど、父親は作り話じゃなくて本当だったんだね。