古文書にふれてみよう
-はじめての古文書体験-
古文書の道具を体験(たいけん)しよう
古文書の大切な道具といえば、紙、墨(すみ)、筆(ふで)。自分で触(ふ)れて、使ってみたり、作る体験ができたら楽しいそうだよね。
ちょっとのぞいてみようか。

やはり実際に体験するのとしないのでは大違(ちが)い。お習字の時間にこの3つはもう経験(けいけん)してるよね。
でも、どうやって作っているかとかは体験してないと思うんだ。

お習字の時には、箱(はこ)からだして、広げて、墨汁(ぼくじゅう)入れて、おしまい!! って、それじゃダメなの?

作ったことはないし、作っているところを見たこともないわ。見てみたい!!

紙づくりを体験できるところがあるかな?
紙づくりの基本は和紙づくりだ。紙漉(す)き体験をしたり、自分だけの和紙を作ることが出来たりするらしいよ。

紙漉きは、この3つの中でもっとも体験が出来そうだよ。
といってもどこでもできるわけではないので、いろいろ調べないといけないね。

たまに地域の物産展とかで出張して店頭で見ることが出来たりもするよ。
ネットで検索(けんさく)してごらん。
作ることが出来なくても作業しているところを見るだけでも、大切な体験になると思うよ。

墨(すみ)づくりを体験できるところがあるらしい
自分で墨を作るの? むずかしくないのかな~? 古文書の人たちはみんな自分で作ったのかなって?
いえいえ、自分では作らないよ、中には作った人もいたらしいけどね。そのころから墨を作る人がいたんだよ。

墨づくり体験は、そのすべてを体験することはけっこうむずかしいよ。
でも最後の仕上げのところとかを体験できる場所は少しありそうだ。

たまに地域の物産展とかで出張して店頭で見ることが出来たりもするよ。ネットで検索(けんさく)してごらん。
作ることが出来なくても作業しているところを見るだけでも、大切な体験になると思うよ。

筆(ふで)はどうだろうか・・・
筆づくりが盛(さか)んな地域(ちいき)があるよ。
筆がないと字が書けないもん、大切な道具だよね。

筆づくりの体験も最初からすべてを体験できるところはないよ。その一部を体験させてもらえる場所はあるけど、少ないんだ。

たまに地域の物産展とかで出張して店頭で見ることが出来たりもするよ。
ネットで検索(けんさく)してごらん。
作ることが出来なくても作業しているところを見るだけでも、大切な体験になると思うよ。

完成品を見て調べることも大事な体験だ
これならばキミにもできるよ。いろいろな知識を確認することもできるしね。

紙、墨、筆。これらを売っている店があるよね。それもいろいろな種類のものを売っているところがいいな。
そういうお店に行って実際に見て、時には触って確かめてごらん。

中にはお店で解説してくれているところもあるし、詳しい店員さんがいるところもある。
買わなくてもいいんだよ。古文書に興味があって調べてるんですって言ってごらん。いろいろ見せてくれるかもよ。

このページのまとめ

このページで学んだことのポイントはこれだ!
整理しておくよ。

紙、墨、筆は

〇昔からある伝統的な技術をもった職人さんたちが支えてきたものだ。

〇手作りが基本。

〇実際に作る体験が出来なくても見学やお店で見ることができる。

やっぱり、自分でやってみないとわからないことってあるよね。

見るだけでも勉強になるしね。でも、やっぱりやってみたい!!

なんでも体験(たいけん)することはいいことだよ。
文房具(ぶんぼうぐ)売り場でペンを選(えら)ぶとき、直接(ちょくせつ)触(さわ)って、時には試(ため)し書きしたりもするでしょ? それと同じことなんだ。
それが普段(ふだん)ならばなかなか体験できないことならな、おさらやってみる価値(かち)は十分にあるよ。
ネットでも見られるみたいだけど、できたら実際のものを見て、体験してほしいな。